カイゼンベース / KAIZEN BASE

本気で取り組む カイゼン文化をつくる挑戦【GEヘルスケア・ジャパン株式会社様】

GEヘルスケアジャパン様集合写真

GEヘルスケア・ジャパン株式会社様は日本の医療の課題解決に取り組むヘルスケアカンパニーです。GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に設立されて以来、グローバル企業の強みと国内に有する開発、製造から販売、サービスまでの一貫した機能を活かし、質の高い持続的な医療をご提供されています。

ご支援させていただいたサービス内容

取り組みの概要

部門方針に関連するテーマを12テーマ設定し、各チームにリーダー、メンバー、サポーターを置き、約8ヶ月ほど掛けて実務の問題解決を推進。指導役のコンサルタントは月に1回、全6回のセッションを通じて、各チームの取り組み状況を確認(WEB)。進捗に応じて、考え方・まとめ方・検討の視点等を丁寧にレクチャー。
eラーニング学習の時間の確保やディスカッションの時間は各チームが業務時間の中から自主的に設定し、リーダーを中心に定期的に集まりながら濃密な問題解決を進めていきました。

問題解決の進め方

問題解決8ステップのフレームワークを採用し、問題に対して安易に対策を決めるのではなく、確実に深掘りを行い、より効果が高く後戻りしない問題解決を行うために、ステップを飛ばさずに1歩1歩進めていくことに重点を置き取り組みを進めていきました。
テーマの難易度は様々。今期でどのレベルまで目指すのかもチームメンバーが議論して決定を行いました。

A3シートを見ながら講師からフィードバック

各チームは、A3シートやPowerPointのスライドに取り組み内容をまとめ、報告を行いながらディスカッション。進んでは戻りを繰り返しながら8ステップを進めていきました。
他チームのセッションにも参加することで、自チーム以外の取り組みから新たな気付きを得ることもできました。

コンサルタントからの評価・レポート

毎月のセッション後には、指導役のコンサルタントから客観的な評価をフィードバック。天気マークで自分たちの立ち位置を客観的に把握し、ディスカッションの指針にしていただいています。

ご担当者様インタビュー

カイゼンベースのサービスを検討したきっかけを教えてください。

LEAN、KAIZENの手法を用いて、本部内の現場改善を体系的にしたいと考えていたところ、弊社内の他部門が御社のサービスを先行導入していることを知りました。eトレーニングによる学習内容と、学習に留まらず先生による指導を受けながらの実践研修の評判がとても良かったので、選考メンバー40名をパイロットとして導入させていただくことにいたしました。

導入前に感じていた課題を教えてください。

業務改善の取り組みはこれまでも行っていたのですが、それぞれ担当者が独自のやり方で進めていた為、進め方、内容、結果にバラツキがあり、効果的な改善が推進できていませんでした。人によっては原因の深堀をせずにいきなり対策を行ってしまう、効果的な対策に至らずに成果の上がらない活動に時間を使ってしまう。また、対策が継続しない。などがその例です。
それらの改善に対して、マネージメント側も何が悪いのかを具体的に把握、指導できない状態にもありました。

導入の際に、一番重要視されていたことは何ですか?

KAIZENの学習で終わらずに、我々がKAIZENを実践できるまでサポートいただけるパートナーになっていただけるかを重視しました。
学習コンテンツにおいては、KAIZENのセオリーをしっかり学習、理解できる分かりやすいものであること。またその習得度をチェックする為、テストによって評価できる仕組みであること。管理者は受講者の学習進捗とテスト結果を管理できることで受講者全体を管理できることも重視しました。
実践研修は、実際の業務レベルのKAIZEN活動を定期的なレビュー、的確なアドバイスいただけることで受講者がKAIZENの進め方の習得と同時に実際にKAIZEN効果が得られることも重視しました。

導入後に変化はありましたか?

KAIZENプロジェクトはもちろんのこと、プロジェクトに限らず受講者が日常業務の中でKAIZEN手法を取り入れることができてきました。その事で業務の質が上がってきていると感じています。導入から間もなく2年になりますが、受講者が約80名に達し組織内でKAIZENが共通言語化し、フレームワークも標準化されてくることで我々の土台になりつつあります。個人の改善が組織のKAIZENとなり、KAIZENを基軸とした組織運営に変更してきています。

詳細のインタビュー内容はダウンロード資料でご覧いただけます!

GEヘルスケア・ジャパン株式会社様カスタマーサービス本部では、2021年から問題解決8ステップを活用したカイゼンプロジェクトを発足。カイゼンベースでは、そのプロジェクトの指導役として延べ21チームの取り組みの支援を実施しました。今回、第2 期が完了し第3 期の活動に向けて準備を行っている中、これまでの振り返りや今後のプロジェクトの更なる充実を目指し、事務局・取り組みメンバー・指導役が集まって座談会形式でディスカッションを行いました。
WEBサイトには掲載しきれない濃密なディスカッションとなっておりますので、ぜひページ末尾よりダウンロードください。(ダウンロードには無料会員登録が必要です。)
インタビューの様子

担当コンサルタントより一言

カイゼン文化を組織に根付かせることを目的としたカイゼンプロジェクト。この活動を2年間ご支援させていただく中で、トップの澤畑様を初めとして、メンバーの皆さんの取り組みの本気度を常に感じていました。トップの明確な意思、そしてメンバーの皆さんの主体的な行動が、多くのチームで良い結果に繋がったのは明らかだと思います。
カイゼン活動の運営という視点からも大変素晴らしいものだと感じました。1期目よりも2期目、そして3期目をより良くするためにどうすれば良いか、トップと事務局が真剣に考え、それに取り組むメンバーの皆さんが答えようと真剣に向き合う。まさにカイゼン活動のお手本となるような取り組みだと思います。

取り組みを振り返っていく中では、
①メンバーの構成(自分事になれる構成、意思決定できる人の参画等)
②チーム内の役割(リーダーシップ、フォロワーシップ、ファシリテーションを発揮した心理的安全性の醸成等)
③適切なテーマ設定(目的や取り組む理由の共有を含めた動機付け等)
というチームを成功に導く3つの要素までクリアになり、他の会社にも非常に参考になる知見・経験もご提示いただくことができました。
間接部門の生産性が低いと言われる日本。本取り組みを参考にしていただき、多くの会社で取り組みが活性化するきっかけになることを心より祈っています。

藤澤 俊明

シニアコンサルタント
代表取締役 藤澤 俊明

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