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QC7つ道具の使い方|目的から作り方、活用方法まで一言で解説

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「QC7つ道具は知っているけど使ったことはない…」、「どんな時に活用すべきか分からない…」
QC7つ道具はその名の通り、品質管理で使用する7つの道具です。うまく活用することで、カイゼンが効果的・効率的に進められます。本記事では初心者の方でも理解ができるよう、7つの道具すべてについて目的から作り方、活用方法まで簡潔に解説します。

 

このコラムについて
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!

QC7つ道具とは?

藤澤さん、「QC七つ道具が面白いほどわかる本」の出版、おめでとうございます!
ありがとうございます!今日は本の内容に沿って、QC7つ道具について解説していきます。

QC7つ道具は、QC(Quality Control:品質管理)で使用する7つのツールです。現場で起きている不具合やトラブルなどをカイゼンする際の調査・分析を効果的、効率的に進めるのに役立ちます。

冒頭本
全体像
QC7つ道具の全体像は以下の通りです。それぞれ簡単に説明していきます。

➀パレート図
➁特性要因図(魚の骨)
➂グラフ
➃ヒストグラム
➄散布図
➅チェックシート
➆管理図

➀パレート図

パレート図は、カイゼン活動の効果を最大化するために、現場で起きる様々な問題の中でも影響が大きい(優先するべき)ものを見える化するツールです。

影響が小さい問題に取り組んでしまうと、たとえカイゼンが上手く進んでも全体としてはあまり良くならないため、優先順位をつけることはとても重要です。

パレート図

➁特性要因図(魚の骨)

特性要因図
特性要因図は、問題に影響する要因をみんなで集まって体系的に出していくフレームワークです。

これがないと、例えば4Mの中の「機械(Machine)」など一つのテーマにだけ偏った要因を挙げてしまい、見落としが発生するかもしれません。その見た目から「魚の骨」とも呼ばれます。

➂グラフ

大きな概念となりますが、パレート図やヒストグラム、散布図「以外」のグラフととらえてください。

普段からよく目にする円グラフや棒グラフなども含めて、的確なグラフが使えるようになりましょうということです。

グラフ

➃ヒストグラム

ヒストグラム
ヒストグラムは、特にバラツキを視覚的に見るためのグラフで、区間ごとに区切ってデータを出すことで山のような見た目となります。

「グラフの高さが鋭く高いと、バラツキが小さい。」
「のぺ~っとした感じで緩く低いと、バラツキが大きい。」ということです。

➄散布図

散布図は、2つのデータの関係性を視覚的に表したものです。

例えばXとYというデータに関係性があるのか、それとも全く関係性がないのか、一目で分かるようになります。

散布図

➅チェックシート

チェックシート
チェックシートは、現場で何かを調査したり、データを取ったりする際に使う表のことです。

なんとなく確認をするだけだと、後から確認漏れやデータの取り忘れが起こりえます。

➆管理図

管理図は、数値の変化を追うためのグラフです。

正常な値の範囲を設定し、上限と下限を超えていないか、傾向も含めて視覚的に見えるようにするのが目的です。

管理図

まとめ

ありがとうございました!現場で使うととても役に立つツールなんですね!
まとめ
その通りです。ちなみにQC7つ道具は現場だけでなく、間接部門などどこの部門でも使うことができますよ。

動画では書籍の構成や内容も紹介しています!ぜひご覧ください。

 

 

このコラムについて
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