ロジックツリーで論理的に現状把握する方法|使い方、使い時の解説から、練習問題まで実践

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「いわゆる論理的思考が苦手…」、「問題の特定や解決策が散らかり気味…」
本記事では、問題を解決するための「現状把握」に必須の考え方であるロジックツリーについて解説します。なぜなぜ分析や普段の仕事のトラブル解決にも役立つ、ビジネスパーソンの基本となるスキルを身に付けましょう。
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ロジックツリーは「現状把握」の王道ツール

藤澤さん、今日はロジックツリーについて教えてください!

分かりました。ロジックツリーは、ロジカルシンキングの考え方で使う手法の一つです。
問題解決を行う際の「現状把握」を行うときに便利な手法の一つです。今日は、ロジックツリーの使い時と使い方のイメージを解説します。
ロジックツリーのイメージ
改めてロジックツリーとは、論理を構造化する手法のことです。例えば「森→林→木」のように、細分化をしていくことによって大まかな問題だったものが、もう少し具体的に取り組めるサイズまで分解することができます。
大きな問題を二つに分解して、それをさらに二つや三つに分解をして…というようにツリー状に細分化をしていくためロジックツリーと呼ばれています。細分化をする際には、きちんと論理的につながっていくように分解することが重要です。

練習問題

カイゼンベースを題材に練習してみましょう!

やってみましょう。当社はさまざまなサービスを提供していますが、今回はeラーニングの販売において、仮に売上目標が未達だった場合どのように分解するかを考えてみます。
ここにある「売上目標が未達」だけでは大雑把で、対策も抽象的なものになってしまいますよね。

たしかにこのままでは「頑張って電話をかける」といったような対策しか出てきません…
そうです。売上は顧客の数と単価に分けられるので、例えば「顧客数未達」、「顧客単価未達」のように分解できます。
さらに「顧客数未達」を分解すると、「新規の顧客が獲得できていない」と「既存顧客の解約数が多い」に分けられますよね。このように分解を進めていきます。


「売上目標が未達」が4つに分解されました!

はい。その中でどこが自分の会社としての問題点なのかを、実際の数字で調査します。
例えば、既存顧客の解約が多くて、その他については問題なさそうだと分かった場合、「新規獲得のために電話をかける」のではなく「解約を防ぐためのアクション」をとる必要があります。このように現状把握をするときには、解像度を上げることが重要です。

ロジックツリーは解像度を上げるために有効なツールということですね!
そういうことです。ロジックツリーは、問題解決8ステップのステップ2「現状把握」でも使われることが多く、有効だと言われています。
今回の練習問題や、問題解決8ステップをイメージすると、覚えやすいかと思います。

まとめ

ロジックツリーは普段でも使う場面はありますか?

使いますよ。日々の仕事の中でのトラブル解決などで、自然と頭の中で使っているケースが多いです。
つまるところ、論理的思考を鍛えることにつながるので、ビジネスパーソンとしての土台となるスキルでもあります。
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