カイゼン文化を根付かせる考え方と、3つの仕掛け|ボトムアップで小さく始め、大きな成果を出す

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「カイゼン文化を根付かせたいのに、現場が動かないのはなぜ?」、「カイゼン提案を募集しても、全然挙がってこないし、活動に不満すら出ている…」
本記事では、カイゼン文化は“放っておけばできるものではない”という前提から、全員参加で回すための具体的な手がかりを整理します。ボトムアップで小さなカイゼンができて初めて、大きな成果を出すカイゼン活動に取り組むことができるようになります。
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!
カイゼン文化は勝手に育たない


経営者は「文化を根付かせたい」と思っていても、現場や一般社員はそもそも「カイゼンが大事だ」という実感を持てていないことがあります。だからこそ、まずは「なぜ大事なのか」の共有から始める必要があります。
カイゼン文化が大事な理由

また積極的な賃上げを行っていくためにも、生み出す付加価値を上げていくことが必要です。そのためにはカイゼンが不可欠であるということです。

カイゼン文化を根付かせる二つの柱


二つ目は、「結果を出すためのカイゼン」を行うことです。結果を出すカイゼンというのは、問題解決8ステップを使って、長めのスパンでみんなでチャレンジをしながら変えていく活動です。部門横断の大きな取り組みとなりますので、全員が動く必要があり、上記の基礎体力も重要になるのです。
二つの柱の中でも、特に難しいのは実は「全員参加のボトムアップ」で進めていく取り組みです。「結果を出すためのカイゼン」は、問題解決8ステップや適切な指導者がいれば進めることが可能です。一方で、全員の意識を変えるのは一筋縄ではいきません。
カイゼン文化を社内に根付かせる方法
日々の気づきをあげる
「カイゼン提案」などはハードルが高くても、日ごろのちょっとした不満など、現場目線のちょっとしたメモであれば出しやすいものです。

ジョハリの窓で「気づき」を広げる


“閉ざされた窓”は自分も相手も知らない窓なので一見開かないように感じるかもしれませんが、日々の気づきをみんなで出し合うことで、「それがあるなら、これもあるよね」と連鎖して開くのです。逆に“気づかない窓”と“隠された窓”が開かない限り、“閉ざされた窓”は開かないので、気づきを出し合うことはとても重要です。
5つの導線(手・腰・足・目・頭)でムダを見る

「手」、「腰」、「足」は目に見えて改善しやすい領域ですね。間接系の業務に携わる方には「目」、「頭」の導線で考えるのが特におすすめです。

まとめ


1の365乗は1ですが、1.01の365乗は37.8になるという考え方は、カイゼンの本質を表していると思います。
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