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アローダイヤグラムとは?(新QC7つ道具の手法解説⑤)

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小川 裕之

小川 裕之

コーディネーター
人材教育コンサルタント

自動車部品メーカーにおいて、生産部門・品質部門・生産管理・生産技術等のマネジメント業務を幅広く経験。現在は、現場改善や工場改革、人材教育に関するソリューション活動に尽力中。

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アローダイヤグラム法とは

アローダイヤグラム法とは、計画を進めていくために必要な作業の順序を矢印と結合点で結び、時間短縮の検討やスケジュール管理を行う手法です。新QC7つ道具のうちの1です。

アローダイヤグラムにより日程や必要時間を見える化することで、期日までに間に合わせることができるか等の「日程・スケジュールの確認」を行うことができます。

また、予定通りに工程が進んでいるか、どこまでの遅れが許容できるか等の「進捗管理」に活用することができます。

さらに、日程を短縮するためにはどのように作業の進め方を工夫すればよいか等の「日程・時間短縮」の検討を行うことができるのです。

アローダイヤグラム法とは

新QC7つ道具に関しては、下記ページで詳細を解説しています。

こちらをチェック!

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新qc7つ道具をイメージする画像

アローダイヤグラムの作成手順

アローダイヤグラムは、以下の9STEPで作成・活用を進めていきます。

STEP1.目的を決める
STEP2.必要な作業を挙げる
STEP3.作業の順序関係をつけ、並べる
STEP4.結合点・矢印を記入する
STEP5.各作業の所要日程を記入する
STEP6.最早結合点日程を記入する
STEP7.最遅結合点日程を記入する
STEP8.クリティカルパスを表示する
STEP9.日程短縮を検討する

アローダイヤグラムの作成手順

アローダイヤグラム作成のポイント

事実を元に作成を進めていきましょう。

推測が混じってしまうと、「実際に行っている作業とは異なっていた」「現在は手順が変更になっていた」「必要な作業が抜けていた」という問題が発生してしまいます。

それにより、計画した日程から大きくズレてしまうことも珍しくありません。

そういった事態を防ぐため、「実際の作業者をメンバーに加え、関係者全員で議論しながら作成を行う」「作業手順書・業務フロー図を元に作成する」といったことを心がけましょう。

アローダイヤグラム作成のポイント

気付きを得ながら進めていこう

気付きを得ながら進めていくこともポイントです。

アローダイヤグラムは、「どういったステップで作業を行うか」「次の作業に移るにはどの作業を完了させる必要があるか」「並行してどの作業を行うか」「それぞれの作業にどれだけの日程が必要か」といったことを考えながら進めていきます。

それらを通して、「これまでの進め方には改善の余地があるな。」「この方法を改善すれば、もっと短い日程で完了させられるな。」といった気付きが生まれてきます。

これまでの手順をただ図に起こしていくだけでは、こういった気付きは生まれてきません。

「もっと良い方法でできないか」ということを意識しながら作成を進めていきましょう。

「もっと良い方法でできないか」と意識しながら作成しよう!

進捗管理のポイント

まずはアローダイヤグラムの見方を再度確認しておきましょう。

最早結合点日程は作業が予定通り進んだ場合の日程です。

最遅結合点日程は、遅くともこの日程までには作業を終わらせておかなければならない日程です。

最早結合点日程が3日で最遅結合点日程が4日であれば、遅くとも4日でここまで到達しておかなければなりませんが、予定通り進んだ場合には3日で到達できるので、1日の余裕があることになります。

最早結合点日程と最遅結合点日程がどちらも4日であれば、余裕はありません。

最早結合点日程と最遅結合点日程が同じところを結んだものがクリティカルパスです。
クリティカルパス上の作業が遅れると全体が遅れることになります。

進捗管理のポイント

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使用用途 社内教育や発表資料作成における作業効率化等
ファイル形式 PowerPoint
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