なぜなぜ分析の「なぜ1」を見極めるコツ|もれなく、ダブりなく、ざっくり分ける実践法

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「なぜなぜ分析が上手く進まない…」、「なぜ1からつまずくことが多い…」
なぜなぜ分析は「なぜ1」で転ぶと、その先も上手くいきません。しかしながら「なぜ1」をMECEに分けるのは難しく、転びやすいポイントでもあります。本記事では実際の事例を基に、『A or Not』でざっくり分ける、ポンチ絵を描く、など実践で役立つコツを解説します。
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!
なぜなぜ分析「なぜ1」をMECEに分ける方法
「なぜ1」はMECEで分けるのがポイントですが、以前その方法として「プロセスで分ける」、「A or Notで考える」を紹介しました。今日は「A or Notで考える」についてもう少し具体的にイメージができる事例を用意しましたので、一緒に考えていきましょう。

「A or Notで考える」練習問題

事前情報として、「スピードを出しすぎた可能性」、「ラップによる固定が甘かった可能性」、「リフトの導線上にでこぼこ道があった」ことが指摘されています。
どういう着目をしながらMECEに分けるかということですが、コツは以前お伝えした『A or Not』でざっくり分けるになります。


「運搬中の製品に荷崩れが発生した」ということなので、絵を見ながらどういう時に荷崩れが起きるかを考えてみましょう。
ラップに着目した場合の「なぜ1」
「ラップの固定力以上の衝撃が加わった」に対しては、でこぼこ道でスピードを出しすぎた、リフトの爪が何かに当たったなどの「なぜ2」が出てきます。
「ラップの固定力が規定より弱かった」に対しては、ラップの巻き数や強度、巻き方などの「なぜ2」が出てきます。

製品への衝撃に着目した場合の「なぜ1」

この場合も「なぜ2」では、でこぼこ道でスピードを出しすぎた、リフトの爪が何かに当たった、ラップの固定力が規定より弱かった、といったラップに着目した場合と同じような言葉が出てきます。
うまく進むまで着目点を変えて試してみればよい
今回であれば一旦ラップに着目してやってみて、ちょっと違うなと思えば、次は製品の衝撃に着目してやってみよう、という感じでしっくりくるもので進めていけば大丈夫です。

図解化の重要性

「これってこういうことですよね?」みたいに絵を描くことで「そこはちょっと違って…」や「ここはそれだとおかしい」といったようにみんなの認識を合わせることもできます。
まとめ
伝わればよいので、絵が上手である必要は全くありません。臆せずどんどん描いて練習してみてください。

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