5Sの効果は数値化できる?|効果の大きさと、数字で語る方法を解説

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「5S活動の重要性が分かってもらえない…」、「数値として見える効果を出すのは難しい…?」
5S活動の重要性はなんとなく分かっているものの、現場のメンバーに上手く説明できない、数字で示せる効果はそこまで大きくないと考える人は少なくありません。しかし5S活動は数字で語ることができ、その効果はとても大きいものです。本記事では、5S活動の効果を数値で見える化する方法や、その効果の大きさを体感する方法について解説します。
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!
5Sは数値として効果が見える?
それは数値でもきちんと見えるものなので、今日は詳しく解説していきます。

5Sの効果を実際に体験

数字がランダムに書かれているこの画像において、1~20までの中で「無い」数字を探してください。見つけるまでに何秒くらいかかるか測ってみます。よーい、スタート!
このような状況、普段の仕事でありませんか?例えばパソコンのフォルダの中から過去の提案書を探すときなど…。時間もロスしているし、ミスも起こりやすくなります。


同じように、1~20までの中で「無い」数字を探してください。よーい、スタート!
要らないデータがないだけで、これだけ早く正確になるということです。


これだとどうですか?よーい、スタート!
このように整理整頓がされていると、モノ探しの時間はこれだけ早くなるのです。

5Sの効果を数値で計算

今のようなモノ探しが1日1人あたり10回発生、職場内で10人に発生、年間の稼働日は200日で、1時間当たりの労務費が3,000円とした場合、年間にロスするコストはいくらですか?
180秒(3分)×10回×10名×200日×0.83(1秒あたり労務費)=300万円


45秒×10回×10名×200日×0.83(1秒あたり労務費)=75万円
1秒×10回×10名×200日×0.83(1秒あたり労務費)=1万6,667円


1日に10回モノ探しの時間が短くなっただけで300万円近い効果が出るのは大きいですよね。このように5Sの効果は数値化でき、結構大きいことが分かったと思います。
まとめ
5S活動は、カイゼン活動のメインテーマとしてやるべきものと言えるのではないでしょうか。

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