カイゼン活動で「アイデアが出ない」、「不満や要望ばかり挙がる」職場を変える問いかけ方

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「現場から改善提案が挙がらない…」、「カイゼン活動に不満や否定的な意見を持っている人が多い…」
全社でのカイゼン活動に取り組み始めたものの、なかなか前に進まないとお悩みの担当者は少なくありません。本記事では「アイデアが出てこない」理由と共に、「どうすれば良い改善提案が挙がるようになるのか」具体的な方法について、事例を通して解説します。
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!
カイゼン活動でよくある悩み
そのような中で「やってみたけれど、一部の人がカイゼンに取り組んでいるだけ」、「不満や否定的な意見を持っている人も多い」といった悩みを持つ方も多く、ご相談いただく場合が多いです。今日は良いやり方、良くないやり方について説明していきます。

良くないやり方

ありがちな良くないやり方として、「どのような気づきでも良いから自由に挙げて」という問いかけがあります。このケースでは「気づきが1件も出てこない」、「出てきてもカイゼンに繋がらない不満や要望ばかり」といった悩みにつながることが多いです。
みんなでカイゼンに取り組みましょうという時に「何でも良いから、とにかく何かカイゼン案を出して」というのはNGワードなのです。

良いやり方

人間は枠があった方がアイデアが出やすいという理由は「スキャフォールディング」という考え方で説明できます。これはカイゼンや問題解決を促すために、指導者が言葉を使って学習者をサポートするということです。
図のように、前者は人によっては否定せざるを得ないようなアイデアが挙がってしまうことも想定されます。一方で後者は具体的かつ、自分の身の回りを思い浮かべながら考えることができるので、良いアイデアが挙がりそうです。

事例

例えば「導線のムダ」という呼び水が差されることで、気づきを普段の仕事の中から探すようになり、アイデアも出やすくなるのです。
間接部門でも使えるテクニック
日頃の不満から挙げてみる
「重い」、「やりにくい」、「不便」、「面倒」など、会社への不満ではなく、あくまで日頃の不満から挙げてみるのがポイントです。

3M(ムダ・ムラ・ムリ)から挙げてみる

例えばムリでいうと、図のように「○○すぎる」といった視点で発想してみるということです。
例えば図のように、1日の中ですごく忙しい時間と、手待ち時間があるような状況について考えさせる・問いかけを行うことでアイデアが出やすくなります。

まとめ

現場から挙がってくるアイデアに悩みがある方は、ぜひ試してみてください。
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