つまらない研修が生まれる理由と対処法5選|形骸化した研修を防ぐポイント

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「研修って、どうしてあんなに形骸化してしまうのか?」、「受けても成果につながらないのはなぜ?」
本記事では、カイゼンベース代表の藤澤が、研修が“つまらない”と感じられる背景を整理し、現場で効果を出すための5つの具体的な対処法を解説します。動機づけから講師選定まで、実務に直結するヒントをまとめています。
フルバージョンはYouTubeで公開されています。ぜひご覧ください!
研修がつまらない原因は二つ(やらされ感と講師スキル不足)

もう一つは、講師の進め方です。知識を一方的に伝えるだけだと、受講者は受け身になってしまう。質問で考えを引き出したり、意見を整理したり、そういう進行の工夫がないと「つまらない」と感じられてしまいます。

よくある“つまらない研修”のパターン(形骸化した研修の症状)


・一方通行の講義で眠くなる…
・毎年同じ内容で新鮮味がない…
・その場は盛り上がっても業務に直結しない…
これらの課題は、どれも「目的が伝わっていない」か「講師が場を回せていない」ことが背景にあります。
対処法5選(研修をつまらなくしないために)
1. 事前の動機づけ設計(やらされ感への対策)

招集の時点で「何のためにやるのか」を明確にして、冒頭でもう一度ゴールを確認する。そして終わりには「自分はどこで活かすか」を考えてもらう。これだけで参加者の意識は変わります。

2. 研修テーマの更新とタイプの使い分け(やらされ感への対策)

目的達成型の研修を取り入れることで、「今年はこの課題を解決するんだ」と参加者が実感を持てるようになります。
3. ファシリテーション力の強化(講師スキルへの対策)

全員に一度は発言させたり、問いかけで理解を確認したり、挙手や簡単な投票で参加度を見える化する。そうすると受講者は受け身ではなく、主体的に参加できるんです。

4. コーチングで気づきを促す(講師スキルへの対策)

「あなたの職場ならどうですか?」と投げかけて、具体から抽象、そしてまた具体へと深めていく。そうすると受講者は自然と自分の業務に置き換えて考えるようになります。
5. 講師の選び方と育て方(講師スキルへの対策)
打ち合わせで相手の話をちゃんと聴くかどうか、それが一番分かりやすいポイントです。研修本番でもその姿勢が出ますから。だからこそ「聴く力」を持っている人を選んで育てることが大切です。

まとめ

前者には動機づけ設計とテーマ更新、後者にはファシリテーション・コーチング・講師選定が効きます。これを押さえれば、研修は“形骸化”から“現場で効く”に変わります。

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